こんにちは!りょうです!
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タイトルの本を読了。すごく面白かった!
耐久系スポーツでの【限界】を決める要因は何なのか?体なのか、心なのか、様々な観点での研究結果とアスリートの事例を交えて語っています。
マラソンサブ2に挑戦した『Breaking2』の裏話を所々に散りばめていて、純粋にワクワクする内容でした。本書の出版後、実際に2時間切りが達成されていて、限界とは何か考えされられました。
普段走っていて、疑問に思うことがあります。
- トラックレースのラスト、ヘロヘロの状態からベルが鳴ったことを皮切りに想像以上のスパートができるのか。
- 直前の練習でキツいペースなのにレースの時は余裕に感じられるのか。
- 単独走とライバルと走る時では、なぜ疲労感が異なるのか。
- 42.195kmという中途半端な距離なのに、3時間というキリの良いタイムに壁を感じるのか。
- レース中、時計を見て予想以上に心拍数が上がっている事を認識した事でなぜ足が重く感じるのか。
本書はこれらの疑問に対して、解決してくれる訳ではないですが、こういうことなのかな、こうすれば限界に近いパフォーマンスが出せるかなと思わせてくれます。根拠のない自信も湧き上がりました。
耐久力が試されるほぼ全ての競技で世界記録が更新され続けているのに対し、競馬レースの優勝タイムは1950年頃からほとんど変わってないそうです。越えられないと思われているタイムの壁が誰かに破られると、次々とそのタイムが更新されるのは、何に影響されているからでしょうか。
「ほとんどの人が次第に正当化されてしまった信念のため、自分の本当の力を過小評価している」と言う。未知の領域へと進むには、たとえばマラソンの記録をほんの数秒でなく一気に数分縮めるには、想像の飛躍も必要だろう。
この本を読んで、自分の限界はここと決めつける事は、自分の能力を制限してしまうと思いました。日々の練習とマインドセットの二軸で自分の限界に近づいていきたいと思います。
マラソンランナーにはおすすめの本です!
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