こんにちは!りょうです!
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富士登山競走のレースレポ その3です。
その1 と2はこちら↓
レースレポ
五合目〜山頂まで
五合目で600mlのペットボトルと塩飴を受け取ります。しかし600mlのサイズはベストに入れるには大きかった。馬返しで貰った350mlに継ぎ足していくスタイルが良かったと反省。
五合目を過ぎた所のヘルメットレンタルスペースを確認。ガラガラでしたw これなら装着しなくて良かったです。正直、五合目までの区間で頭の蒸し暑さが気になりました💦
ここからはキツくてあまり記憶にない。。
ただ目の前の背中を追いかけていました。六合目の砂礫ゾーンでは脚が進まず大変でした。抜かれることが多くなってきますがメンタル切らさず、足を止めず頑張ります。
試走時の写真
六合目を過ぎて岩場ゾーンへ。
軍手を装着して、岩場を登ります。この辺りで頭がズーンと痛く高山病ぽい感じになります。試走の時は問題なかったのですが、下から一気に登るのは初だったのが原因かもしれません。
そしてお腹が減りました。手持ちのジェルはなく、給水所でも飴しか貰ってなかったです。もう少し補給食持って来れば良かったと後悔してました。ハンガーノックが怖かったです。
その状態の岩場はキツかった。頭も痛いし、登っている時にハムストリングを盛大に攣ります。岩場の端で四つん這い状態でしばらく動けなくなります。。。ここから足を出来るだけ使わず手で体を持ち上げてなんとか進みました。
試走時の写真
そして岩場ゾーンの後半でSSさんに声をかけていただきました!一番やられていた時だったのですごく元気貰いました。長かった岩場ゾーンもやっと終わり少し一安心。タイムを気にする余裕はなく、次の関門の八合目を目指して一所懸命歩きましたw
八合目通過は3時間48分。
関門の4時間はクリアしました。五合目からのラップは1時間50分でした。試走ではタイム狙わず1時間42分だったので、かなり時間かかってます。山頂の制限時間まで残り42分なので、普通に行けば大丈夫ですが、足攣りやハンガーノックが起きれば無理だなと焦ってました。
九合目辺りでびあーさんを見つけます。
メンタルやられていた所だったので、嬉しくて話しかけます。「完走できるよ!」と言って頂き元気貰えました。キツかったですが急な動きをして攣るのを避け、慎重に足を止めることなく歩きます。この辺りで周りを見る余裕も出てきて、山頂にピザを宅配する方を見つけてビックリする位には元気でしたw
そして!!
最後の鳥居が見えました!!
試走時の写真
登山客の列ができており、前へ進めず焦ってましたが制限時間まで残り10分あったので完走を確信!!そして最後の階段だけ駆け上がり、勢いよくゴーール!!喜びが爆発!!!
記録は4:22'40(グロス)でした!
レース後
ゴールしてすぐにびあーさんも完走!SSさんとも合流して、Damaさんとぶらざーさんを待ちます。残り1分という声が響く中、ハラハラしながら祈って待っていました。するとDamaさんが見事ゴール!みんなで大喜びです。
ぶらざーさんは八合目関門で進めずだったとのこと。残念ですが、またはてブロ勢でチャレンジしてくれると信じています。私も紙一重だったと思います。私は、、権利失効する前にリベンジしたい気持ちもすこーしだけあります。
制限時間までゴールを見届けていましたが、関門ギリギリのランナーが全力を絞り出して駆け上がって倒れこむ姿と応援の掛け声が何だか心にグッときました。こんなキツいレースもう二度と出るか!と思いながら登ってましたが終わってみると楽しい思い出に変換されてきつつありますw
あと山頂はやっぱり寒すぎました。ガスっていて下界の景色は見れず残念でした。防寒用にレインポンチョを持って行って助かりました。山頂コースはソフトシェルや雨具は必須だと思います。
そしてみんなで下山。
この下山も大変でした。ぶらざーさんも合流してみんなでワイワイ話しながらだったのであっという間でしたが一人だとすごく長く感じたと思います。(ゆっくり下山でしたが、1時間30分位かかりました。)
今年は五合目のバスは待ち時間なくスムーズに乗れました。頭がズーンと痛かったのも標高が下がるにつれてすっかり良くなりました。道の駅に到着し、500円券を使ってみんなで乾杯!格別の味でした。下界はとてつもなく暑く、なんだか不思議な感覚になりました。
その後は予約していた帰りのバスまで時間があったので、ふじやま温泉でリカバリーしました。水風呂でしっかりアイシングして外気浴するのが気持ちよかったー。混雑もなく快適でした♪
帰りは事故渋滞に巻き込まれましたが、無事帰宅!
大人の遠足は終了です。
総括
2019年に市民ランナーのグランドスラムで富士登山競走を知り、気軽にエントリーしてから3年。最初のチャレンジで完走できたのは幸運だったと思います。ただ、とても過酷なレースですごい世界に足を踏み入れてしまったという感覚です。
富士登山競走に出る前は完走でいいの?サブ3、サブ10に比べて楽じゃん!と思っていましたが、全然そんなことなく一番難易度が高いと感じました。山が得意な人でも五合目までの2:15関門はやっぱりハードルが高くロードを突っ込む必要性があります。天候によっても戦略が大きく変わると感じました。
今回は対策として富士登山須走競走の参加、市役所~馬返し、馬返し~山頂までの試走1回ずつとトレミ走が1回を実施。試走では課題は五合目以降と感じるあまり、今回はロードで力を使いすぎてしまったことが反省です。この辺りのバランスは一度レースペースで走らないと分からなかったです。可能であれば市役所から山頂のレース想定の試走をしておけば良かったです。
この走り方の戦略に正解がない辺りも面白さがあるのでしょうね。来年チャレンジされる方全力で応援しています。でも「グランドスラム!完走でいいの?!えい!」と私のように気軽にエントリーするのはお勧めしませんw
という私もサブ3(グロス)、サブ10していないのでグランドスラム目指して頑張ります😂
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